路傍の奇跡

路傍の奇跡―何かの間違いで歩んだ物理と合気の人生作者: 保江邦夫出版社/メーカー: 海鳴社発売日: 2011/01/01メディア: 単行本 クリック: 7回この商品を含むブログ (1件) を見る夫が、帰ってきてこの本についてうるさくしゃべっていた時は聞き流していた。次…

10月の本棚

決して後ろ向きな意味ではなく、「死」と向き合いたいと思っている。死を想う時、虚無や恐怖にたちつくしてしまう自分に変容をもたらしたいと願う。10歳の時、1つ下の女の子が目の前で事故で亡くなってから、いくつもの「死」を通りすぎてきた。その時か…

9月の本棚

今年はマザー・テレサの生誕100年なのですね。銀座教文館で手に入れた一冊。1日に一つの言葉、10月の誕生日に母に贈ろうと思う。マザー・テレサ 日々のことば作者: マザーテレサ,ジャヤチャリハ,エドワード・レジョリー,Mother Teresa,Edward Le Joly,Jay…

8月の本棚

夫の実家へ帰る際、通りすぎた広島で買い求める。水木さん本人が書いた自伝のようなもの。「ゲゲゲの女房」の内容と重なる部分もあり、読み比べると面白い。私はゲゲゲ 神秘家水木しげる伝 (角川文庫)作者: 水木しげる出版社/メーカー: 角川書店(角川グルー…

7月の本棚

夫がある日、買ってきた一冊。毎日昼、食堂でかかっているNHKの連続ドラマに触発されてのことらしい。水木しげるの奥さん、とても苦労されてるのに、どこか飄々として味がある。ゲゲゲの女房作者: 武良布枝出版社/メーカー: 実業之日本社発売日: 2008/03/07…

6月の本棚

1日、夫が息子のために買ってきました(まだ早いかも)。原子核からのα粒子が崩壊してくる理論や、ビッグバン理論で有名な物理学者ガモフが一般向けに書いた科学の本。ガモフシリーズ、実は学生時代「1、2、3、...無限大」など途中までしか読んだことが…

5月の本棚

考えない練習作者: 小池龍之介出版社/メーカー: 小学館発売日: 2010/02/09メディア: 単行本購入: 24人 クリック: 971回この商品を含むブログ (94件) を見る小池龍之介さん、以前ラジオビタミンに出ておられ面白いお話だったので、衝動買い。現代人が思考病に…

2月後半の本棚

このところの息子が眠る前に読んでもらうのを楽しみにしている本は。。私も夫も小学生の頃わくわくして読んだ記憶のある本です。確かに今読んでも面白くて惹き込まれます!アフリカからの帰途、ドリトル先生に助けられる少年は、息子と同じ8歳。8歳という…

2月前半の本棚

こども論語塾―親子で楽しむ作者: 安岡定子,田部井文雄出版社/メーカー: 明治書院発売日: 2008/02メディア: 大型本購入: 6人 クリック: 223回この商品を含むブログ (27件) を見る昨年末母が息子のために、こども論語塾3を買ってくれ、先日またこの本も買って…

1月の本棚

水死 (100周年書き下ろし)作者: 大江健三郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/12/15メディア: ハードカバー購入: 3人 クリック: 79回この商品を含むブログ (79件) を見る何故に年頭にこれか?たまたま2日に行った三越デパートの平積みで目にとまったので…

12月の本棚

日本的霊性 (岩波文庫)作者: 鈴木大拙出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1972/10/16メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 45回この商品を含むブログ (60件) を見る明恵上人集 (岩波文庫)作者: 明恵,久保田淳,山口明穂出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2002/07…

ゴールデンウィークの読書

新学期のあわただしさも、ゴールデンウィークで小休止となるのが例年ですね。しばらく、家族のイベントや何やでまとまった読書からは遠ざかっていたのですが、この連休中に読みたいな、と思う本が2冊舞い込みました。1冊は夫が買ったもの、もう1冊は学童…

すっぴん魂

室井滋さんは、何となく好きな女優の一人です。今日、たまたま近所の近隣センターへ息子が借りたいと言って借りた織田信長の歴史漫画を返しに行って、この題にふっと惹かれて手にとりました。返しに行ったのに、また借りるはめに。すっぴん魂 (文春文庫)作者…

まともバカ

養老孟司「バカの壁」「死の壁」を、流行っていた頃に読みました。。内容はすっかり忘れました。。今度は「まともバカ」というのが、本屋で目にとまって、読みはじめました。私はまともバカ?かも??というのがきっかけ。2月の一冊目です。まともバカ―目は…

光と物質のふしぎな理論

1月の4冊目開始。光と物質のふしぎな理論―私の量子電磁力学作者: R.P.ファインマン,釜江常好,大貫昌子出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1987/06/23メディア: 単行本 クリック: 20回この商品を含むブログ (6件) を見る実を言うと、大学4年の時の卒論のテ…

やわらかな心をもつ

1月の3冊目。やわらかな心をもつ―ぼくたちふたりの運・鈍・根 新潮文庫作者: 小澤征爾,広中平祐出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1984/10/29メディア: 文庫購入: 44人 クリック: 245回この商品を含むブログ (36件) を見るこれも、夫の書棚から拝借して読み…

フィンランドの教育力

1月の2冊目に読んだのはコレ。これも夫が昨年買った本。フィンランドの教育力―なぜ、PISAで学力世界一になったのか (学研新書)作者: リッカパッカラ,Riikka Pahkala出版社/メーカー: 学習研究社発売日: 2008/11メディア: 新書購入: 4人 クリック: 9回この…

起きていることはすべて正しい

年初めに、最初に読んだ本です。はじめてビジネス書っぽいものを読みました。起きていることはすべて正しい―運を戦略的につかむ勝間式4つの技術作者: 勝間和代出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2008/11/29メディア: 単行本購入: 14人 クリック: 194回…

果物採集

Let me not pray to be sheltered from dangers but to be fearless in facing them.Let me not beg for the stilling of my pain but for the heart to conquer it.Let me not look for allies in life's battlefield but to my own strength.Let me not cr…

奇跡のリンゴ

おとついの夜、夫の部屋から突然笑い声。。おかしくなったのではありません。本を読んであきれるほど面白い時、夫は笑うくせがあるのです。その日買ってきた本は、奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家・木村秋則の記録作者: 石川拓治,NHK「プロフェッシ…

魔女集会通り26番地

この連休、図書館祭りがありました。古くなって入れ替えする本を無料で1人5冊までもらえるコーナーがあって、息子と2人2日とも出かけて、思い思いにほしい本をもらって帰ってきました。息子は、鉄道ファンの雑誌とか、段ボールクラフトという工作の本、…

風姿花伝第三

第三は問答條々下で、問いとそれに対する答という形で書かれています。これは弟子からでた質問に答える形で書いたのでしょうか?ここに書かれてあることは、「読み聞かせ」にも参考になることが多かったです。。読み聞かせでは、まず教室に入ったときに、そ…

風姿花伝第二

風姿花伝第二物学(ものまね)條々、も面白いです。ここには、能に登場する様々な役をどのような心もちで演じるかということが書かれています。それにしても、登場してくるのが、「女、老人、直面(面をつけない)、物狂(ものぐるひ)、法師、修羅、神、鬼…

風姿花伝

秘すれば花なり 秘せずば花なるべからず風姿花伝 (岩波文庫)作者: 世阿弥,野上豊一郎,西尾実出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1958/10/25メディア: 文庫購入: 9人 クリック: 39回この商品を含むブログ (77件) を見るはじめてざっと読みました。。こんな風に…

出ていけ!こどもたち

2、3日前図書館をぶらぶらしていて、目に飛び込んできた表紙がこれ。おもむろに手に取って読み始めると、ぐいぐいひきつけられてやめられそうになかったので借りました。出ていけ!子どもたち作者: 松永節出版社/メーカー: 草思社発売日: 2000/07メディア: …

ミドル•パッセージ〜生きる意味の再発見〜

私は単純なので読んでいる本にかなり影響されます。「19号室へ」はその意味で私にとって危険な本だったのですが、もう一冊の本を平行して読んでいたために、作品を相対的にとらえることができました。その本とは、ミドル・パッセージ―生きる意味の再発見作…

十九号室へ

短編集の最後の作品「19号室へ」は、以前見た映画「めぐりあう時間たち」を思い出させました。世間的に見れば、白い大きな家に住み、4人の子どもと理解ある夫がいて、家政婦も雇える、何の不足もないいわば人生の成功者といえる女性(スーザン)が、だん…

トンネルをくぐって

仕事場近くの図書館で、赤毛のアンを探していて、これを見つけてしまいました。ドリス•レッシングは「5番目の子ども」を読んだことがあったのです。あの何ともいえない、読後感を思い出して、借りずにはいられませんでした。モンゴメリーの世界とはまるで違…

アンの愛情

赤毛のアン誕生から100年、先日普段行かない図書館に立ち寄ったとき、なつかしい装丁の本に再会しました。たまに別の図書館へ行くのもいいものですね。それは、紫と白の美しいハードカバーです。私の中で、赤毛のアンはまさにその本だといっていいくらい…

掃除!掃除!掃除!

先ほど、担任の先生が我が家に来て家庭訪問が無事終了しました。 このゴールデンウィークの前後あたり、日本全国つつうらうらの小学校は家庭訪問なのかしら?だとすると、どの家庭でも掃除!掃除!掃除!?そんなことがこの時期にくりひろげられていたなんて…