魔女集会通り26番地

この連休、図書館祭りがありました。古くなって入れ替えする本を無料で1人5冊までもらえるコーナーがあって、息子と2人2日とも出かけて、思い思いにほしい本をもらって帰ってきました。

息子は、鉄道ファンの雑誌とか、段ボールクラフトという工作の本、や恐竜の絵本。。私は
●科学のアルバム 栗林彗「アリの世界」●「魔女集会通り26番地」ディアナ・ウィン・ジョーンズ作 掛川恭子訳●「テレジンの小さな画家たち」野村路子●「ブンナよ木からおりてこい」水上勉


「アリの世界」は、以前学童へ借りてもっていったら、読んだ男の子たちがペットボトルに土を入れ、アリをつかまえてきて巣をつくらせて遊びはじめ、しばらくブームがつづいたのです。小学校の教科書にものっているらしいのですが、面白い本でほしいなと思っていました。「魔女集会通り26番地」は、表紙の金髪の魔女の絵で、これ子どもの頃図書館で借りて読んだわ!と。「クレストマンシー」という言葉は覚えていたけれど、かすかに面白かったこと以外、忘れていました。。でも今作者をあらためて見るとディアナ・ウィン・ジョーンズ!「魔法使いハウルと火の悪魔」の作者じゃありませんか。。これは面白いはず。私、子ども時代に出会っていたのね。と嬉しくなりました。「テレジンの小さな画家たち」は、テレジンというユダヤ強制収容所で実際にあった話を子ども向けに書いたものです。フリードル・ディッカーという絵の先生が収容所の子どもたちを元気づけるために絵を子どもたちに描かせたのです。4000枚、それが戦後に見つかったのです。テレジンにいた子どもは一万5千人、そのうち生き残ったのは百人あまりでした。今年この絵を日本に紹介した野村路子さんの講演を聞きに行ったので内容がすぐにわかり、この本を見たときは、私はここにいる!と周りの本から浮き上がっているように感じてすぐに手にとりました。「ブンナよ木からおりてこい」は一昨年読み、ここにも感想を書きましたが、ぜひ買うか何かして手元においておきたいと思う一冊でした。。こうして、我が家にまた本が増えました。