2011-10-01から1ヶ月間の記事一覧

子はかすがい

先日息子の学校に、山遊亭金太郎さんが来て話してくれたそうで、ただ今4年生には落語ブームが続いています。 「らくご長屋9」文•岡本和明 ポプラ社 より、「子はかすがい」という落語を。このところ、爆笑系の話できたので、ちょっとほろりとする人情話も…

ひかりの素足

宮沢賢治の中で、仏教的あの世を描いた作品といえば「ひかりの素足」を思い浮かべます。ひかりの素足とはお釈迦様の足のこと。18歳の頃に「漢和対照妙法蓮華経」を読んで衝撃を受けた賢治は、こんな圧倒的映像を見たのでしょうか。チベット仏教にも瞑想中様…

じごくのそうべえ

銀河鉄道もあの世の入り口への旅ですが、こちらは日本の伝統的なあの世。地獄めぐりを面白く話にした上方落語の絵本です。これを、1、2年生向けに2学期3クラスで読んでみる予定です。日記を探すと、去年も1年生で読んであらあら失敗してました。3つも…

カムパネルラとジョバンニ

「点子ちゃんとアントン」の設定と似ているなとふと夜に浮かんだ物語がありました。。一人は貧しくお父さんは遠い海の上、お母さんは病気で寝ている。学校が終わると夜活版印刷所で働いている男の子、もう一人はお父さんが博士で本の沢山ある家に住んでいる…

点子ちゃんとアントン

ミヒャエル•エンデは「モモ」「はてしない物語」などで小学生の頃に親しんだ作家でしたが、エンデの前の世代(第一次世界大戦〜第二次世界大戦をまたぐ)のドイツの有名なエーリッヒ•ケストナー(1899-1974)はまだ読んだ事がありませんでした。点子ちゃんは、…

エンデの遺言

昔、この番組を見た気がするのですが、「ミツバチの羽音と地球の回転」の監督の鎌仲ひとみさんが、NHK時代に制作構成として携わっていたと知りあらためて見ました。今見ても新しい。銀行を介さないことで利子のつかないお金は、こんなにも障壁をなくし生きる…