小学生の頃だったろうか。ぷつぷつと今過去に見た映画がよみがえってくる。母に連れられて市民会館へ見に行った映画「ふたりのイーダ」。ごつごつした顔の椅子がしゃべる。ぱたぱた足をばたつかせて座る小さな女の子のふっくらした白い足。黒々と藻の流れる…

高校生の頃、友人と２人でこの映画を見に行ったのをふと思い出した。核の爆風からは幸いにも生き延びた田舎の夫婦が主人公。けれども放射能に汚染されたものを食べたりして過ごすうちに身体を蝕まれてゆく２人。見えざる敵に彼らは気づいていない。ごくあり…

[rakuten:book:11041874:detail] まるごとたべたい。作者: 山脇恭,小田桐昭出版社/メーカー: 偕成社発売日: 2006/09/01メディア: 大型本 クリック: 5回この商品を含むブログ (8件) を見るおこのみやき (エルくらぶ)作者: ひぐちともこ,中川洋典出版社/メーカ…

多動児のクラスでの３回目。１人はまだ学校にたどりついておらず、２人に向けて。前回鉄道マニアがいることがわかったので、今回家にあったこんな絵本を。。あおだすすめすすめ―まっかなちっちゃいきかんしゃのぼうけん作者: ベネディクトブラスウェイト,Ben…

私が大学院生になった頃はすでにお亡くなりになられていてお目にかかることはなかったのだけれど、講義にも来られていたらしく、研究室の壁には、内山先生の色紙と写真が飾られていました。相対性理論入門 (1978年) (岩波新書)作者: 内山龍雄出版社/メーカー…

支援学級での読み聞かせ2回目。昨日の夜、思いついて、牛乳パックで山羊の形を切って、表は白山羊さん、裏は黒山羊さんにしました。ストローに切り込みを入れてはさんだら簡単ペープサートのできあがり。そして本物の封筒２つに、「くろやぎくんへ」「しろや…

森毅さんのこの本、私が高校時代に出たものですが、ゆとり教育の反省で学校教育に揺り戻しがきている今、こんな考え方があるともう一度読んでみても面白いかも。結局は他人から借りんと、その時の自分の頭で判断していきなはれってこと。自分に都合よかろう…

ADHD児のクラス。教室の外で待っていると、椅子をガーン、ガーンと打ち付ける音が。あらら、朝から荒れ気味なのかなぁと思ったりしていると、電車の会話が漏れ聞こえてきます。それで何冊か持っていたけれど、文句なしにこれに心に決めました。ブルートレイ…

特別支援学級に入ってのはじめての読み聞かせ。先日、藤田浩子さんの講演会で手遊びの大切さをあらためて知ったので、早速実践。クラスの中には耳の不自由なお子さんもいるので、はっきりした絵のお話を選んでみました。ふれあいあそびギュッ (おはなしおば…

３年生。バレンタインデー。読み聞かせをチョコづくしでいってみました。私の母は、「蜂の巣焼き」というホットケーキ以外、菓子というものを作ったりするタイプではありませんでした。仕事をしていたせいもあるかな。なので、家庭科室の料理本を目にした私…

冬は、虫の季節じゃないのだけれど、じっと地面の下に居る卵や幼虫に思いを馳せて。私自身は虫愛ずる姫君じゃ特になかったのですが（ミミズ、カエル、蝉など手づかみ平気でしたが）、男の子の母親になると、あらためて虫世界にも目が開かれました。というわ…

路傍の奇跡―何かの間違いで歩んだ物理と合気の人生作者: 保江邦夫出版社/メーカー: 海鳴社発売日: 2011/01/01メディア: 単行本 クリック: 7回この商品を含むブログ (1件) を見る夫が、帰ってきてこの本についてうるさくしゃべっていた時は聞き流していた。次…

はじめての多動児のクラスでの読み聞かせ。前回、入ったお母さんの話では、行くと三人いるはずの教室はもぬけのから。消したばかりのストーブの暖かさだけが残っていたそうでした。皆どこかへ雲と霞と飛び出してしまってたのです。それを受けて、今日は担任…

私自身は読みに入っていなかったのだけれど、読み聞かせの後の感想を書く部屋で。。いつも本当にいぃ話を見つけて来るTさんが、今日はこれを読んだのよと教えてくださった。工藤直子さんといえば、「のはらうた」が親しみ深い。ねこはしる作者: 工藤直子出版…

三年生、息子のクラス。読み聞かせ、どれを読もうか。。朝からニュースは阪神淡路大震災一色。私にはこれと関係なく居られない理由があるのだけれど、それを子どもたちにおしつけるのもどうなんだろう。迷った時は子どもたちに決めてもらおう！と腹をくくっ…

三学期はじめての読み聞かせ。２年生。 とっても元気がいい。おもいついたらそのときに!作者: 西内ミナミ,にしまきかやこ出版社/メーカー: こぐま社発売日: 1983/11/01メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (5件) を見る「みんなは、おもいつ…