震災の日から16年

三年生、息子のクラス。読み聞かせ、どれを読もうか。。朝からニュースは阪神淡路大震災一色。私にはこれと関係なく居られない理由があるのだけれど、それを子どもたちにおしつけるのもどうなんだろう。迷った時は子どもたちに決めてもらおう!と腹をくくって五冊くらい持参し、どれがいい?と聞いてみました。すると「ゆずちゃん!」の声、声。震災で家の下敷きになってなくなったゆずちゃんのお話でした。読み終わってから、私の奈良での体験、地鳴りと泥の上に家があるように感じた揺れの体験の話、神戸灘区で友だちがなくなった話もしました。他の学年のクラスでは、関西出身のおかあさんが、呼び子の笛を持参して、埋まった時にはこれが役立つとか、今揺れたらどうする?と子ども達と話あったようでした。

ゆずちゃん (えほんとなかよし)

ゆずちゃん (えほんとなかよし)

もう一冊は、今から1400年前の朝鮮半島高句麗に攻め込んで来た随の大群に由来する昔話。
七人のふしぎなじいさま (朝鮮の民話絵本シリーズ)

七人のふしぎなじいさま (朝鮮の民話絵本シリーズ)