11月の読み聞かせ

1日、里山での読み聞かせ。
ちょうど朝かぼちゃを切ったのでかぼちゃの種を持っていき、配りました。「いのちのたねだよとおじいちゃん。。」いつも何も思わず捨ててるけれど、この台詞を読んで持っていってみたくなりました。

14ひきのかぼちゃ (14ひきのシリーズ)

14ひきのかぼちゃ (14ひきのシリーズ)

一緒に行ったお友達のお母さんに読んでもらいました。せいのたかいの、ふとったの、ちいさいの、は、マテバシイクヌギシラカシかな〜。この後、図鑑を見ながら実際のどんぐりの種類の見分け方を教わりました。

2日、二年生での読み聞かせ。

私、これ読んだ時思わず笑っちゃったんだけれど、月曜の朝の一発目、皆あまりにお行儀よく、しーんとしちゃって、笑ってくれなかった。。がっくり。これは読みの修行が足りなかったでござるな。。

9日、二年生での読み聞かせ。ふたたびにんじゅろう。今回は、はじめ後ろにいた子が最前列へ移動してきたりと受けがよかった。しかしまだまだ修行でござる。

12日、一年生。またまたにんじゅろう。しつこい?学年の違う反応を見てみたかったのです。。誰か後をつけてくる!前半は息をのんで聞いていたけれど、後半明らかになってくる部分で退屈に感じている子もちらほら。話から落ちたかな〜。でも、最後のにんじゃクイズでもりかえし、ほっ。。長めのお話でしたが、落ち着いたクラスでした。

しあわせの石のスープ

しあわせの石のスープ

16日、二年生。月曜の休み明け。ざわざわざわざわ。立ち歩いたり、ふざけあったり、折り紙を折ったり。皆がこちらに向いてからはじめるべきでしたが、はじめてしまいました。結果は、これはいけないと途中で悲しい気持ちになりやめました。「このクラスはこんなクラスじゃなかったのに、どうしちゃったの?」一年生のときから知っている皆、とってもお話好きだったのにという気持ちでした。話しかけると、ようやく言葉が届いてくれたのか立っている子、遊んでいる子しーんとこちらを見てくれました。それで、今日のお話をかいつまんで。。石からスープなんてできないって思うよね。でも、おぼうさんが村の真ん中でつくりはじめると一人一人家には野菜あるよ!肉だんごあるよ!と持ち寄ったらおいしいスープになったの。。それまでは、窓もしめて人を信用できなくて、ばらばらだったのに。クラスもそうだよ。。今みんな自分勝手でばらばらになってる。みんなひとりひとりは素晴らしいものをもってるんだよ。でもそれをもちよらなかったらクラスにならない。クラスもスープと同じだよ。いい味のクラスをつくってね。。お話を途中でやめてしまったのははじめてでした。「またくる?」と聞く男の子に「勿論、またくるよ。」と。きっと心配だったのでしょうね。前の席の女の子が折っていた折り紙の花を私にくれました。

ミロとまほうのいし (世界の絵本(新))

ミロとまほうのいし (世界の絵本(新))

19日、二年生。息子のクラス。島で仲間と幸せに暮らすミロが、ある日美しくあたたかく光る石を見つけて持ち帰ったあとに、運命の別れ道がある物語です。そこからページが上下2つになって「しあわせなおわり」「かなしいおわり」へ別れるのです。ここへきたとき、「さて、どっちが知りたい?」ときくと、口々に「しあわせなおわり!」と。それでしあわせなおわりがどうだったか話ました。話終わって「でも、かなしいおわりも気になるよね〜。」と話しかけると、「聞きたい聞きたい!」と。それでかなしいおわりの話も。実は読んでいて悲しい終わりのほうが、興に乗って読めた気がします。ねずみたちが欲をはり、どんどん島を我れ先にほりかえしていく。。そっちのほうが私には感情移入できたのでしょうね。。読み終わった後、「おれ、悲しいおわりのほうがよかった!」というコメントも飛び出しました。先週にひきつづいて、石つながりの本でした。

ヤナコッタさんのクリスマス

ヤナコッタさんのクリスマス

この頃、15分ものの絵本1冊というのが多くなってきました。今日も2年生のクラス。クリスマスが近くなってきたので、選んでみました。へそまがりのヤナコッタさんがくりひろげるお話。あんなへそまがりじいちゃんなのに、近所の人に愛されてるのが感じられるのです。なので、ヤナコッタさんのにくまれ口を、かわいげのある感じで読みたいと思ったのだけれど、うまくいったかな〜。ただのヤな人になったかもしれない。。「きよしこの夜」とか、ジングルベルなどが出てきたら、ちょっと効果音として歌ってもみました。子どもたちは楽しんでくれた様子で、学校のキーンコーンカーンコーンが鳴ると「やーなーこったー」と歌った女の子がいて微笑ましかった。。