スガタ•ミトラ

スガタ•ミトラ「自己学習にまつわる新しい試み」という講演をYoutubeで見た。
http://www.youtube.com/watch?v=5iLPOQ8lXsA
彼は、インドのスラム街をはじめ、世界のどの国にもある、優秀な教師が行きたがらない地域に、インターネットにつながったPCを持ち込み、それまでパソコンなど全く知らない子供がそれを操作してどのように自己学習していくのか実験を行っている。子供たちに先生はつかない。ただ、問題が与えられ、毎日何かいじっているうちに検索機能にたどりつき答えを導いてくるのを待つのである。子どもたちは、好奇心から近づき、互いにあぁだこぉだと教えあいながら、見事に答えを出してくる。
ここにあるのは、能動的な好奇心と、子供の仲間である。

World Orderをここにも感じた。どこに住んでいても、どんな環境でも、世界の叡智にふれられる。子供たちが自らを貧困から救う手だてを得られるかもしれない。

それから、もう一つこれが非常に重要と思ったのは、彼が「おばあちゃん」的存在を置いたことである。導く教師ではない。ただ、子供たちの背後にいて、「わぁすごいね。それ見せて。」と見守り声をかける存在。。

日本の中で生まれてきている教育格差など、本当に微々たる差だということに気づく。やりようはいくらでもあるじゃないかと。。

If children have interests, then education happens.