さくらさひめの大しごと

さくらさひめの大しごと (絵本・だいすきおはなし)

さくらさひめの大しごと (絵本・だいすきおはなし)

この絵本、むかーしまだ息子が小さい頃に一度借りて、面白くて印象に残っているお話です。古事記をもとにしたような物語でした。

(以下あやふやな記憶なので、またもう一度借りてみましょう。)
主人公のさくらさひめは種の神、その母は豊穣の神。(母は口から海の幸、山の幸があふれるように出てくる。)ある夜やってきた旅人(これも男神様?)が、自分に饗される食物が口から出ていることを見て、怒って女神を斬り殺してしまうのです。すると、母の体は大地となり、稲、稗、粟などが生えてくる。娘のさくらさひめは、その種を持って鳥に乗り(彼女は鳥に乗れるくらい小さな、桜の精でもある)はるかな旅に出て、鳳の住む島を超え、困難の末人の住む土地へたどり着き、種をもたらしその育て方を伝える。。

昨日、冷たい空気の中にもずいぶん春の光が強くなっていて、思わず桜並木を見上げたのでした。