わたしたち手で話します

昨年末、ひょんなことから手話を習いはじめて、今日から4年生3クラスで、この絵本を読むことにしました(15分)。これまでも耳が聴こえないことをテーマにした絵本は何冊か見ていましたが、ようやく自分のものにして読める気がしたのです。習ったことは(狭い容量でも)即還元!です。(自分のためにも)

わたしたち手で話します (あかね・新えほんシリーズ)

わたしたち手で話します (あかね・新えほんシリーズ)

  • 作者: フランツ=ヨーゼフファイニク,フェレーナバルハウス,Franz‐Joseph Huainigg,Verena Ballhaus,ささきたづこ
  • 出版社/メーカー: あかね書房
  • 発売日: 2006/01/01
  • メディア: 大型本
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この絵本の表紙の裏には、A〜Zまでの国際指文字が描かれています。(日本にも「あ〜ん」50音に対応する指文字があります。)主人公は、リーザという耳の聞こえない女の子。近所に引っ越してきたトーマス(彼は耳が聴こえるけれど両親が耳が聴こえないので、手話が話せる。こういう人は、コーダと呼ばれています。)と友達になります。周囲の子ども達もトーマスやリーザを通じて、耳が聴こえなくても、色々な工夫で音楽を楽しんだり(具体的には、風船を持つんです!)、生活を便利にできることを知っていくお話。

1クラス目は、息子のクラス。「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」「ありがとう」の手話をやってみました。いやーおぼえ早い!それから、びっくりしたのは指文字が使える子を発見したこと。いるもんなんですね。。と思ってたら、家に帰ってきた息子「あーあれおいらが教えたんだよ。」なんとなんとの難破船!

2クラス目は、一緒に手話を習っている方の娘さんのクラス。読み終わった後に指文字で「イルカ」とやってみました。家でお母さんとやってると聞いてたから絶対わかってるのです。そんな顔でした。でも、恥ずかしいよね。だいたいの感じで他の子どもたちが、あててくれました。

3クラス目は、歌(いきものがかり、エール)をやっている時から「どうぞ」と言われ入りました。二年間のクラスのこの顔ぶれも、4月にはシャッフルされるかと思うと感慨ひとしおです。「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」とやると自然手が動いていました。最後は、6年生を送る会の準備ですぐ子ども達が出なければならず、ちょっとあわてて終わらせてしまったのが残念。