ギルガメシュ王のたたかい

息子のクラス。1月前に読んだ「ギルガメシュ王ものがたり」の続きの一冊。

ギルガメシュ王のたたかい (大型絵本)

ギルガメシュ王のたたかい (大型絵本)

あつい友情で結ばれたエンキドゥとギルガメシュが、今度はウルクの街を襲う怪物フンババに立ち向かう。2人は女神イシュタールの助力で勝ったが、イシュタールの求愛をギルガメシュが拒んだため今度はイシュタールの怒りをかい天の雄牛がウルクを襲う(女性は5000年昔からコワイのだね!)。それも2人で見事に倒す。復讐に燃えたイシュタールはエンキドゥを死の病にかからせてしまう。歌姫シャマトの鳥の霊に導かれ、鳥となりよみの国へ旅立つ森の人、エンキドゥの描写が美しい。。友を失った悲しみに、ギルガメシュは自分の闘うべき敵は死であると、死に勝つ方法を求めて旅立つことになる。これはまた別の物語。
ギルガメシュ王さいごの旅 (大型絵本)

ギルガメシュ王さいごの旅 (大型絵本)

5000年以上昔、粘土板に書かれた物語。。その昔も、人は死を考えていたんだなぁ。。