7月の読み聞かせ

さて、7月の読み聞かせ。先日ラジオで、理系で活躍する方に、子供の頃にシートン動物記に親しんだ方が多いという話を聞いて、選んでみました。私もシートン動物記は、3年生くらいにドリトル先生、ファーブル昆虫記と並んでよく読みましたね。中でも、このおおかみ王ロボの話は一番心に残っています。シートンのまずじっくりと動物を観察する姿勢、その中で発見されたことの生き生きとした描写、動物に対する尊敬と愛情。これは、短くまとめられた絵本で、10分程で読み終わります。これをきっかけに、元の本へ入っていってほしいな。相方には、続きのくろずみ小太郎の話を5分用に選んでみました。

くろずみ小太郎旅日記〈その2〉盗賊あぶのぶんべえ退治の巻 (おはなし広場)

くろずみ小太郎旅日記〈その2〉盗賊あぶのぶんべえ退治の巻 (おはなし広場)

絵本版シートン動物記 おおかみ王ロボ (シートン動物記 絵本版)

絵本版シートン動物記 おおかみ王ロボ (シートン動物記 絵本版)

3年生2クラス目を同じ絵本2冊で。くろずみ太郎は、ちゃんばら活劇みたいに読んでみると感じがでたかな。。2冊目のシートン動物記では、「これは短くまとめたものだけれど、シートンさんが書いたのはもっと長くて面白いよ!」と宣伝してきました。

3年生、息子のクラス。くろずみ小太郎は、その3へ。ぐー、ちょき、ときたから今度はぱーだと予想する子供達。大当たり〜。読み聞かせにはこういう遊びの要素も必要なんだなぁと思う。続いてファーブル昆虫記へ。これも原書への入り口にするには、ぴったりの絵本。10分弱で読める。読んだ後、時間があまったので読んだ内容に関するクイズを出す。「鳴くのはおすでしょうか?めすでしょうか?」「せみの赤ちゃんが土の中にいるのはどのくらい?」など、3択にして。。皆よく聞いていて大正解でした。

くろずみ小太郎旅日記〈その3〉妖鬼アメフラシ姫の巻 (おはなし広場)

くろずみ小太郎旅日記〈その3〉妖鬼アメフラシ姫の巻 (おはなし広場)

ファーブル昆虫記 せみ (科学絵本ライブラリー)

ファーブル昆虫記 せみ (科学絵本ライブラリー)

里山活動での読み聞かせ私は上記の「せみ」を選びました。。小学校のエコクラブのお友達からまだ就学前の子まで。。途中すっかり入り込んで聞いてくれている様子が伝わってきました。もう一冊はNさんが読んでくださったこれ。

ウエズレーの国

ウエズレーの国

周りからちょっとはみだしてるウェズレー。いじめられっこなのだけれど、自分の世界を持っている。夏休み、自由研究で彼は面白い植物をつくりだし、自分の国を庭につくってしまい、それは周りも変えてしまう。。夏休みのはじまりにはぴったりの一冊でした。