八郎

八郎　斉藤隆介作•滝平二郎画　福音館

八郎 (日本傑作絵本シリーズ)

さて、今日の絵本は、何がいいかなぁと思ってこの前「かみなりむすめ」が大丈夫だったからと「八郎」にしてみました。でも、今回は完全に失敗！本当にへこむくらい、子どもたちは聞いていなくて。。お話を知っている子はいたのに、最後までうまく波にのせられないままに終わってしまいました。反省しきりです。

八郎は独特の秋田弁で物語られています。読みながらこういう発音でいいのかな？というところもありました。そういうわけで語りの素朴な良さが伝わらず、そもそも迫力に欠けたのです。普段なじみのうすい言葉だったから耳から入って意味が伝わりにくかったかもしれませんが、私の体に話が入っていなかったのが原因でしょう。もっと勉強しなくちゃなぁと思いました。とにかく、のらない聴衆を前に終えた１５分でしたが、これもよい経験となりました。今回は歯が立たなかったけれど、また八郎という作品にはチャレンジしてみたいです。