だいじょうぶ3組

前の小学校で一緒に読み聞かせで活動をしていたお母さんたちから、3学期この本の4章を5年生に5回に分けて全クラスで読み聞かせをするというメールをいただきました。何か1つのものを一緒に読んだ記憶を共有したいという思いがあると聞いたので、遠く離れたこの地でも息子にはじめから読んでいくことにしました。

私は親としてだけでなく7年間小学校の中に設置された学童保育の仕事をして、その立場から小学校の組織、教師を見る機会がありましたから、ここに書かれてあることは(すごく気を使って書かれてあるのも含め)リアルだと感じられました。乙武さんがラジオで今度映画化されるこの作品について「現実を書くと夢がなくなってしまいますから」(実際には子ども達の願いも虚しく乙武さんの遠足参加が実現されることはなかった。)と話されていました。。乙武さんは相当に分厚い壁に挑んでいったのだろうと思います。ほんの子どもの頃からそうだったんだろうなぁ。。様々な壁への挑戦。3月に封切られる映画も、乙武さんが今度は俳優に挑戦されているという一点だけでも見たい。