食べられたやまんば

2学期の読み聞かせスタート。第一回は雨の朝。雨の月曜を元気にスタートしてほしくて、この本から私も子どもの頃読んだ記憶のあるこの詩を選びました。昔子どもの頃に住んでいた家はトタンの屋根の部分もあって、雨の日は本当にこんな感じ。今の立派な家やマンション住む子ども達、この感じが伝わるかなぁ。。たたくならたたけ!とどんどんたたけ!と雨をあびる気持ちで朗読してみました。

元気がでる詩の本 元気がでる詩3年生 (元気が出る詩の本 (3))

元気がでる詩の本 元気がでる詩3年生 (元気が出る詩の本 (3))

あめ 山田今次

あめ あめ あめ あめ
あめ あめ あめ あめ
あめはぼくらを さんさか たたく
ざんざか ざんざか
ざんざん ざかざか
あめは ざんざん ざかざか ざかざか
ほったてごやを ねらって たたく
ぼくらの くらしを びしびし たたく
さびが ざりざり はげてる やねを
やすむことなく しきりに たたく
ふる ふる ふる ふる
ふる ふる ふる ふる
あめは ざんざん ざかざん ざかざん
ざかざん ざかざん
ざんざん ざかざか
つぎから つぎへと ざかざか ざかざか
みみにも むねにも しみこむ ほどに
ぼくらの くらしを かこんで たたく 

もう一冊は、松谷みよこさんの絵本より。ちょうど、栗の季節。こんぞがくりを食べにいったおばあさんの家。実は口が耳まで裂けたやまんばで。。おしょうさんのとぼけた様子に、子ども達は笑ってくれました。

たべられたやまんば (日本むかし話)

たべられたやまんば (日本むかし話)

第2回目も、上記2冊で。詩は、筑波山登山の翌日だったこともあり、山にちなんだものを選びました。つづいて、「たべられたやまんば」というお題に「ふつうははんたいだろう。」という男の子。「そうねぇ、ふつうはやまんばにたべられた。かな?さて、どんなお話かなぁ。はじまりはじまり〜。」2回目はやはり、こなれて役の演じ分けも頭に入って余裕がでてきます。最後に時間があまったので、忘れ物にちなんだ詩を朗読。子ども達、結構詩をよく聞いてくれます。