３月の本棚

夫からのプレゼント。ありがとう夫！宝物にします。英語読めるか？私。ゆっくりゆっくりだけれど読みます。
いやぁでかい。。魔法使いとかがめくってそうな大きさ。

The Red Book: Liber Novus (Philemon)

先日、図書館へ行くと、ダイアナ・ウィン・ジョーンズコーナーができていて、ちょっぴりうれしかった私です。１９７２年に、彼女がはじめて子どものために書いた作品を借りて読みました。彼女の雰囲気がすでにそこにあり、後にハウルに発展しそうなぼんやりとした顔の人なども登場し、そして悪ガキたちの描写が見事！敵同士の彼らがいつしか魔女に立ち向かうために、仲間になっていくストーリーにぐいぐい惹き込まれます。。魔女のやっつけ方が、ちょっととってつけたように感じたけれど、どうするか彼女も迷ったろうなぁ。。その辺も面白く思いました。後の作品に練り上げられていく光る断片がありつつまた不完全でもある最初の作品を読むというのは、私にも勇気を与えてくれます。最初の一歩をふみだすかどうか、が一番大事なのだと。。

ウィルキンズの歯と呪いの魔法 (ハリネズミの本箱)