6月の読み聞かせ

<7回目>
1学期最後の読み聞かせ。「モチモチの木」「ぼくんちカレーライス」2冊で。。子供達は豆太に感情移入しながら聞いてくれました。最後「しょんべんに じさまを おこしたとサ」のサが、「なんでカタカナなの?」と聞かれました。こどもって面白いことに気がつきますね。。言葉で、「ヨッコイショ」とかリズムや音をつけたりするときにカタカナをつけることが多いかな、と答えました。「ぼくんちカレーライス」は、どうしてもカレーが食べたくなる絵本。読み終わって今日の給食はと献立を見に行ったこどもたちでした。今日はビビンバ。ビビンバもいいね〜。

<6回目>
「モチモチの木」「ふようどのふよこちゃん」2冊で。。モチモチの木は大型絵本でした。だからか、木の大きさがよく伝わったかもしれません。「じぶんで じぶんを よわむしだなんておもうな。にんげん、やさしささえあれば、やらなきゃならねえことは、きっと やるもんだ。それをみて たにんが びっくらするわけよ。ハハハ」というじさまの言葉を読むとき、思わず声がつまりそうになりました。。いけないんですけどね。「ふようどのふよこちゃん」は、ちょっと絵本が小さすぎて、あと、くいつきが思ったより今ひとつでした。里山の今昔の物語が子供にはつかみにくいものだったかなと思いました。大人にとっては面白い話なんですけどね。。読みに工夫してみる必要ありかもしれません。

<5回目>
前回と同じ2冊で。息子のクラス。はじめに、女の子が1人クラスで喧嘩したらしく、教室の外に出て泣き出した。よく知ってる子。側へ言ってなぐさめの声をかける。他へ走って出ていったりはしなさそうだったので、廊下へそのまま置いて話はじめると、涙ふきふきもどってきて、話の終わり頃には元気な様子が見られた。息子のクラスにも、ムシ博士がいた。「ダンゴムシ甲殻類だよ!」と。

<4回目>
ダンゴムシみつけたよ」「ゆうだち」二編で。。2年生でも同じものを読んでみました。反応が違っていて面白かった〜。深く理解していて手応えを感じたのは3年生。2年生はおおきなダンゴムシの写真に直接的に反応し、おもしろがってくれました。「きもちわる〜い。」という声も。。えー??かわいいでしょ?と。「ゆうだち」も味わい方が1年生の男の子に思いをよせる感じ。。5年生の心情も理解しはじめる3年生とはちがっていました。たった一年でこれだけ違うんだ〜!と感じました。

<3回目>
ダンゴムシみつけたよ」「ゆうだち」二編で。。はじめての3年生の読み聞かせに入りました。やっぱり1年2年生より体もおおきく顔もしっかりしてきて、おませな感じ。でも前へやってきてお話を聞きたがってくれている様子は、かわいかった。息子たち2年生となめらかにつながって理解できる感じ。ダンゴムシみつけたよ、ではダンゴムシ博士のいることがわかりました。卵のこと、殻を食べること本当によく知ってた!「ゆうだち」はザリガニ釣りが題材のお話でしたが、これも、よくくいついてくれました。今日は男の子向けだったかもしれません。。お話の終わった後、教室のうしろに、ざりがにや、アゲハのさなぎ、カエルの卵など、「おれがつかまえてもってきたんだよ」と教えてもらったりしました。

<2回目>
「Dear Zoo」「でんしゃにのって」の組み合わせ。動物が次々でてくるというので、なんとなくこの2つを選んだら、実はこの2つ、繰り返し同じ言葉(ちょっとずつかわる)を使いながら、物語が展開しているという点でも共通していました。そして、この繰り返しがこどもはとても大好き。次が予想ができ、意外なものが飛び出す、というこの繰り返し。2年生でしたが、かなり教室がもりあがりました。

<1回目>
「だれだかわかるかい?」「とべバッタ」虫づくし2冊でいってみました。今森光彦さんの写真、面白くて大好き。ページをめくるごとに、虫の顔のアップがあって虫達が「だれだかわかるかい?」ときいてきます。子供達は、口々に虫の名前を言い、ひきこまれていきました。虫好きさんは前へのりだすようにして。。虫ぎらいさんも、虫の顔ってへんで、かわいいなぁと思ってくれたかな?そのあとで、「とべバッタ」。今森さんの写真絵本ででてきた虫達もぞくぞく登場で、この組み合わせ、相性抜群です。大型絵本はやっぱり子供達をひきつけますね〜。バッタに感情移入して声をあげつつ見る子供達。終わってから、近寄って絵を見に来た子が数人。絵本をさわって、かまきりをやっつけるしぐさをしたり。。君たちも、ぐんぐん飛んでいけそうだよ、と思いました。