おじいさんのランプ

先日、図書館で「おじいさんのランプ」を借りてきました。私の子供お頃、本棚の一番上にこの本があったのを思い出したのです。目にしたとき、背表紙の文字の形にまずなつかしさをおぼえました。新美南吉の童話集でした。そこに集められた物語を、毎晩息子に読んでいくことにしました。

昨日は、「手ぶくろを買いに」を読みました。今朝は、「いぼ」に目を通しました。読んで、そこに描かれた心情のやわらかさ、みずみずしさに驚きました。あぁ、今はもう失われて(私の中には)ないな。。と。子供(こぎつね)の描写の見事なこと。。さてもさても、私はこのやわらかさを、取り戻していかなければならないのでしょう。

追記
新美南吉が29歳で夭折したということを知ってび、び、びっくり!このお話、新美南吉というおじいさんが書いたと思っていたのです。。