オウエンとムゼイ

この絵本もそういえば昨年末に、読みました。ラジオで柳田邦夫さんが紹介していたのです。

オウエンとムゼイ

オウエンとムゼイ

インド洋大津波が、アフリカまで到達して、ちょうど海岸にいたカバの群れを直撃。。群れは全滅。たった一匹カバの赤ちゃんが生き残り、オウエンと名付けられました。暴れるのを保護され、連れていかれた国立公園。トラックを降ろされたオウエンは、ムゼイという亀さんを見た瞬間、かけよって、ぴったり寄り添ったのです。ママと思ったのでしょうか?最初ムゼイは迷惑そうでしたが、やがて2匹の間に心のつながりが生まれる様子を写真とともに物語った実話。。

これを読む時、黒板に世界地図を描いて、インド洋の沖で地震が起こって波がアフリカに伝わる様を説明しました。全文を読むには、時間が足りないのでかいつまんで話しました。一年生にはちょっと難しいかな、と思いましたが、あるお母さんが「うちの子が、家に帰ってきて、本当のお話だったんだよ〜って教えてくれて、とても印象に残ったみたい。」と。年齢など考えず、投げてみれば意外に子供の懐は深いものだと思いました。