らくご長屋

らくご長屋〈5〉あわてんぼ長屋は早とちり

らくご長屋〈5〉あわてんぼ長屋は早とちり

この中の「堀の内」というのを、国語で落語にふれている4年生の何クラスかに話す予定。この話は、ちょうど15分弱。読んでる自分が笑い出してしまうほどうまく書かれている話なので、それに助けられると思って選ぶ。今日はその1回目だった。実は、高校の時落語クラブに入っていた。実践よりも、毎回国語の先生が趣味で持ってくるテープを聞くクラブで、時に加藤登紀子さんの「百万本のバラ」なんか流れたりとまぁいい加減だったけど。桂枝雀さんが好きだった私。

話を聞いて、想像するというのがもう4年生だとできるらしく、途中で何度か笑い声もあがった。ただ本当はおぼえれば、手があいて仕草もできるのだが、まだおぼえられていない。語りの芸も多様。

2回目はちょっとすべり気味になった。まぁ少し笑ってくれる場面もあったけれど、他のことをしている子が気になったりで。。まぁそれはこちらのせいなのだけれども。

3回目は息子のクラス。このクラスは乗りがよいので、おおいにウケて楽しかった。全回、そそっかしい八つぁんをちゃきちゃきの江戸っ子風にし失敗を感じたので、少しとぼけた、ぬけた風にしてみたら違う面白さがでてきた。しょうがない人だねぇと言うおかみさんは、小学4年男子はちょうどお母さんのように感じられたかも。